【秋のときめき茶会】開催の御礼

十一月三十日（日）、縮景園・清風館にて開催いたしました「秋のときめき茶会（入門編）」に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。 当日は約240名と多くのお客様にご参加いただき、盛会のうちに終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

今回は、広島第一支部、広島第一青年部が協力し、デモンストレーションを交えながらの新しい試みを取り入れたお茶会をいたしました。
学校茶道の先生方にお声かけいただき、学生の皆様には「客」として茶会に参加していただきました。また、１席目と３席目では炭手前（初炭・後炭）、２・４席目では炉壇（ろだん）の解説を行い、普段はなかなか経験することのできない茶会を体験していただきました。

さらに、お席のどの位置からでも点前の詳細をご覧いただけるように、カメラとプロジェクターを使用して手元や炉壇の中の映像を投影いたしました。 特に、夕方から夜にかけて、炉中の炭の様子が美しく、お客様からは感嘆の声があがりました。なかなか見ることのできない炉中等を拝見していただくための工夫により、少しでも茶の湯の奥深さや楽しさに気付いていただけたのではないかと感じております。

おかげさまで、Googleフォーム等を中心としました事前予約枠は、ほぼ満席となり、当日参加の方にも数名お越しいただくなど、大変な賑わいとなりました。

私たちは毎年、縮景園の『もみじまつり』に合わせて、お客様に楽しんでいただけるよう趣向を工夫しながら茶会を催させていただいております。
来年もまた皆様に楽しんでいただけるご案内ができますように、一同精進してまいります。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。